人間関係で悩みやすく、損をするのは、真面目な人だと言われます。

では、どうして真面目な人は悩みやすいのでしょう。

私も幼い頃から「真面目」と言われてきた経験から、自分なりに分析します。

 

真面目な人が人間関係で悩みやすいのは、自分の違う考え方の人に対して、「どうしたら上手く付き合えるか」と深く考えてしまうからというのが大きな原因と考えられます。

 

他人と意見が異なるとき、真面目な人は、「相手はどう考えているのか」きちんと理解しようとします。

他人の考えは簡単に理解できないことが多いのですが、真面目な人はその悩みを家に持ち帰ってでも真剣に悩みます。

 

このような場合に大切なのは、「相手を完全に理解しようとしない」ことです。

「相手と自分は育ってきた環境や個性も違うため、簡単に理解できるはずはない」といい意味で諦める、割り切ることです。

 

百科事典の知識をすべて記憶できないように、人には限界があります。

相手を完全に理解できないこと、努力しても解決できないことがあるのは恥ずかしいことではありません。

 

「分からないことは分からない」と、自分の限界を認めることも大切です。

自分の思い込みや自己主張が強いため人間関係で摩擦が起きている時は反省も必要ですが、どんな状況でも「自分に非があるのでは」と考えるのは不健全です。

 

私は占いも学んだのでよく分かりますが、人には生まれ持った特徴・性質があります。

それは努力でも簡単に変えられないものです。

 

反省することと、いい意味で割り切ること。

難しいことですが、そのバランスを調整してお互い心地よい環境を作っていくことが人間関係を改善するコツです。

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