沖縄で1番のイベントと言えば「那覇大綱挽きまつり」ではないでしょうか?
通称「那覇まつり」です。
那覇大綱挽きまつりは毎年、体育の日を含む土・日・月の3日間に開催されます。
ちなみに、体育の日は10月の第二土曜日と定められています。
9月は沖縄の台風上陸のピークですので、祭りの開催にはちょうどいい時期です。
那覇大綱挽きまつりの最大イベントは、なんと言っても世界ギネスに認定をされている大綱挽きです。
年によって変わりますが、全長180m余り、総重量30t超え、直径1m50cmと言えばそのすごさが伝わるでしょうか。
那覇まつりでは、那覇市中心の国道8車線(58号線)を使ってその綱を引くという大規模なものになります。
Okinawa "Naha Ohtsunahiki Matsuri"
(那覇大綱挽まつり)
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October 7-9 , 2017
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A grand battle on the Ocean!
Row, row, row th… https://t.co/HFlQpYmyMg pic.twitter.com/WYgJoLoMdO— OH!MATSURi (@ohmatsuricom) 2017年10月12日
那覇大綱挽きの時間は、2日目(日曜日)の14:30頃から17:00頃までです。
初日と最終日に綱引きはありませんので、ご注意ください。
那覇大綱挽きは、ただの綱引きと言えば身も蓋もありませんが、沖縄でこれ以上すごい祭りはありません。
もちろん、沖縄県民だけでなく、国内外の観光客も含めて溢れるばかりに人が集まりごった返します。
これぞ、まさに祭りです。
なお、この綱引きには意味があります。どちらが勝つかによって一年を占うのです。
占うのは安産と豊作の2つでので、結果的に、どちらが勝利しても良いようになっています。
この綱引きは3回行われて勝ち負けが決まります。
綱引きが終わると、終わり次第、参加した方々が次々と綱を切り始めます。
綱を切るのは当然意味があり、切った綱を持ち帰り魔除けとしてお家にお供えするためです。
この綱切も、那覇大綱挽きまつりの一つのイベントといえます。
綱は、普通のハサミなんて全く受け付けないくらい強固に作られています。
なんせ、万を超える勢いで引っ張られるのですから。
そこで使われるのが、ノコギリです。
もちろんか弱い女、子供がいますので、そこは大人の男たちが手伝いをして切ってあげてお渡しします。
ハイタイ!マハエです!10/10(火)天気は晴れのち曇り。最高気温32℃最低気温27℃。一昨日の那覇大綱挽終了後、綱の一部をいただきました!応援参加の記念にだいじに飾っています。来年の大綱挽も今から楽しみです♪ pic.twitter.com/abfB4diXVY
— マハエちゃんのおきなわ物語 (@okinawastory_jp) 2017年10月10日
これこそ、沖縄の「いちゃりばちょーでー」です。
「いちゃりばちょーでー」とは、出会ったその日から兄弟という沖縄の伝統的な方言です。
そういったところが、沖縄らしい文化をだしているお祭りといえます。
2日目に行われる大綱挽きは、那覇大綱挽きまつりのメインイベントとなっています。
しかし、別の会場では、ビアガーデンや、ライブ、花火、テキ屋などいろんなことをやっているお店があります。
おすすめは沖縄のローカルバンドのライブです。
全員が全国区ではありませんが、沖縄県内ではすごい人気のあるアーティストが出演します。
石原 亜莉珠ちゃん (@aliceSwip)
Swip (@Swip2015)
2017.10.7 那覇大綱挽まつり#Swip#ライジングプロダクション#ライジング沖縄 pic.twitter.com/T0s4UTommb— そむちゃい☤ (@Chang_Chompoo) 2017年10月12日
聞いたこともあると思いますが、ディアマンテスやビギン、オレンジレンジなど有名なアーティストが参加することもあります。
そのライブを観ながら、沖縄県産のオリオンビールを片手に祭りを徹底的に楽しむのが最高です。
もちろん、ライブ会場でも、沖縄の基本は「いちゃりばちょーでー」です。
となりに座った人はみんなお友達です。
すぐ溶け込み、祭りが終わったあとに二次会で一緒に居酒屋にいくこともしばしばあります。
那覇大綱挽きまつりは、沖縄の文化を楽しめる有名なお祭りとなっています。
最後に、那覇大綱挽きまつりのアクセスや交通規制についてです。
南から北までの県民または、米軍、観光客が、本当にこれでもかというくらいに人が集まります。
そのため、自家用車で行くと渋滞で大変なことになります。
那覇市に近づけば近づくほど渋滞が激しくなり、車はほとんど動けません。
国際通り近くのコインパーキングは、早い時間から全て満車になります。
当然ながら、路駐はすぐに取り締まられます。
そのため、来場の際はモノレールを使うか、バス、またはタクシーを利用されることをおすすめします。
交通規制だけは注意が必要ですが、沖縄の新しい魅力を知って頂けると思います。
那覇大綱挽きまつりの綱引きは必見ですよ。
(※口コミ体験談)