(※40代女性、公務員の方からの口コミ体験談)

私があがり症になったのは、小学生のときです。

人と世間話をするくらいなら問題ないのですが、発表会など言葉を発する場面では極度の緊張状態に陥り、苦戦しました。

 

大人になっても、会議ではもちろん、数人の前で意見を述べようとすると、声が震えたりして上手く喋ることができません。

会議中の質問等にも声が震え、回答が上手くできず、喋ろうとすると緊張し声が出しにくくなったりと恥ずかしい思いを経験しました。

 

いざという時に緊張で喉が震え声がうまく発せなかった時は、情けなく、一人で涙した回数は数え切れません。

そのため、一度心療内科にかかり、症状を伝えることを決意しました。

 

心療内科の先生は、精神疾患ではないかと判断したようで、テストや受診を重ねた結果、実は社会不安障害(SAD)という事がわかりました。

社交不安障害はうつ病にもつながる危険があるため、対策として受診しながら服薬し、カウンセリングも受けることに。

 

カウンセリングでは、以下のようなことを質問され、私自身、一つ一つ自分の行動を振り返り、過去を振り返るという治療をします。

  • 過去に何があったのか
  • どうしていざという場面や大切な会議などのプレゼンの場であがりやすいのか
  • あがりそうになる前に体の症状はないか
  • 自分が物心つくまでに嫌な体験や経験がないか

カウンセリングや服薬等をした結果、少しずつ会議の場やプレゼン等の場に慣れることができました。

もちろん、緊張はしますが、以前よりはっきり喋れるようになり、声の震えも少なくなっています。

 

さらに、人前に出る前に深呼吸をし、気持を落ち着かせると、臨機応変に話すこともできるようになりました。

今では仕事が楽しく感じられるまで回復し、少しですが、外回りとして営業もしています。

 

心療内科でカウンセリングを受けて良かったことは、過去のトラウマや嫌な経験などを少しずつ振り返ったことです。

自分一人では絶対に治せなかったと思うので、お金と時間をかけてカウンセリングを受けて正解でした。

 

社会不安障害が治ると、上司にも認められたり、同僚や後輩とコミニュケーションを取れるようになったりと、良いことばかりです。

人と会話する楽しさが改めて分かり、もっと早くに対策をしておけば良かったと思いました。

 

もしあなたが一人で悩んでおられるようでしたら、勇気をもって、一歩踏み出されるよう応援しています!

 

→あがり症を改善するための講座一覧

 

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