家に住んでいると、「ここにコンセントがあればな」と思うことがありますよね。
でも、コンセントの増設や移設って、賃貸でも勝手にしていいものなのでしょうか。
また、リフォーム会社に頼むといくら費用がかかるのでしょうか。
今回は、コンセントの増設について、注意点や費用、おすすめの設置場所などをご紹介します。
電化製品等の電源コードの先についている部品(凸側)は「プラグ(plug)」です。
通常は「コンセント」で通じるかと思いますが、管理人は電気店で理解してもらえなかった経験があるのでご注意ください。
目次
コンセントを増設するときの注意点
賃貸住宅で勝手に工事をするのはNG
まず、コンセントの増設工事自体は、物理上、マンションでも戸建てでも可能です。
ただし、賃貸住宅の場合は勝手にコンセントの増設をすると問題になり、場合によっては損害賠償が発生します。
必ず大家や管理会社に相談してから行うようにしてください。
コンセントの工事で必要な資格
コンセントの増設・移設は、素人がしていいものではありません。
電気工事士の資格を持っていなければ、コンセントの増設・移設作業は厳禁です。
コンセントをDIYで増設する方法を教えてくれるサイトもありますが、感電や火災の危険があるため、必ず資格者に依頼してください。
家全体で使える電気容量にも注意
コンセントを増設するだけでは「電気容量が増えるわけではない」点にも注意が必要です。
電気容量が不足しているとすぐにブレーカーが落ちたりしますが、このような場合、まずは電力会社との契約を見直すようにして下さい。
マンションの場合であれば、「マンション全体で使える電気容量」が決まっています。
無制限に電気容量を増やせるわけではないため、リフォーム会社と相談しながらコンセントの増設箇所を決めましょう。
コンセントを増設する際にかかる費用
コンセントの増設をリフォーム会社に依頼すると、最低でも1万円以上の費用がかかります。
また、専用回路コンセントを取り付けたり、センサーライトとセットで取り付けを行うと金額(通常5万円以下)が加算されます。
このコンセント増設にかかる費用を高いと見るかどうかは人それぞれ。
しかし、お得にコンセント増設をする方法もあります。
それは、他の箇所のリフォーム工事と同時にコンセント増設・移設を行ってもらうこと。
コンセントの増設を考えるときは、他にも不便な箇所が出てきているケースも多いですが、
一度に工事を行ってもらうことで、人件費を下げてもらう交渉が可能になります。
コンセント増設と同時にリフォームを行ってもらうのは、以下のような箇所が考えられます。
- 間取り
- 窓
- 水回り
- バリアフリー
- 内装(フローリング・壁紙など)
- バルコニー
- 玄関
今すぐにリフォームが必要でない場合でも、将来的にいくらくらい費用がかかるか目安になります。
せっかくの機会ですので、気軽に相談や見積りをしてみましょう。
おすすめのコンセント設置場所
コンセントの増設工事をする際は、家全体でまとめて工事をしてもらうのが効率的。
以下におすすめのコンセント設置場所を記載しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 玄関付近
- トイレ
- 洗面所
- 食器棚付近
- ダイニングテーブル付近
- 寝室
- 階段
- 車庫などの外部コンセント
コンセントの増設工事は、一気にしてもらった方が時間もかかりませんし、費用も安く済みます。
「想像していたより安かった」というケースも考えられるため、まずは相談されることをお勧めします。
コンセント増設についてのまとめ
いかがでしたでしょうか。コンセントの増設は簡単のようで、やはり専門家に頼むため少し手間もかかります。
しかし、コンセントを増設することで生活が快適になります。
日常的に不便を感じていたり、他の箇所のリフォームを考えておられるなら、一度リフォーム会社に相談されてはいかがでしょうか。
リフォーム費用見積サイトを利用すると、コンセント増設だけでなく、他の箇所のリフォームにかかる費用も分かります。
以下のサイトでは匿名&無料で相談することも可能ですので、上手にリフォーム計画を立ててくださいね。