東京都心のど真ん中に位置する、明治神宮

普段から、参拝客が多く、外国からの観光客も多い、言わずと知れた、大きな有名神社です。

 

私は、5年ほど前、元旦に、国立競技場で行われたサッカー天皇杯を見終わった後、その足で明治神宮に向かいました。

夕方から夜にかけて行ったので、外はもう真っ暗です。

 

混んでいる山手線の原宿駅で下車し、出口から1分ほど歩いて、メインの参道である南参道へ。

目の前には大きな鳥居が迎えてくれます。

 

 

明治神宮は、東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅からも徒歩1分で、駅からのアクセスはとてもいいです。

 

普段から参拝者の多い明治神宮は、元旦の夜は恐ろしい混雑ぶりでした。

本殿にたどり着くまで、普通に歩けば10分のところ、30分くらいかかります。

 

 

出店も両サイドにたくさん出ており、長い参道には数か所、パイプいすやテーブルが並べられた休憩所も設置されており、甘酒が振る舞われていました。

また、参拝者を飽きさせないよう、テレビジョン付きトラックが2か所ほど配置されており、お正月のバラエティー番組が流される工夫もされていました。

 

本殿に着いてからが、また大変な混雑です。

賽銭箱の前は、人、人、人…人の海です。

警備員や警察も、もちろんたくさん配置されており、私たちは警備員の拡声器の指示通りに並び、動きます。

 

まず、私たちは横1列に50名ほど、ずらりと並んでいきます。

賽銭箱まではまだまだ遠く、この列は50メートルほど続いていました。

 

 

一体いつになったら拝めるのかなぁ…?と、立ったままゆっくりと前に進みます。

ようやく、次に賽銭箱まで進む順番になったとき、警備員がゴールテープのように左右に分かれてロープを持って私たちをせき止め、押したり走ったりしないよう待たせました。

 

そして「はい、次の列の方どうぞー」という指示に合わせ、ロープは下げられ、賽銭箱に向かいました。

が、いつもの賽銭箱がない!

 

お賽銭を投げる方向にあったのは、プールのように敷かれた、ブルーシートでした。

私たちは、大きな池のように敷かれたブルーシートに向かって、賽銭を投げ入れました。

 

そして手を合わせて祈願した後、また、警備員に指示された道を通って帰りました。

実際にお賽銭を入れて、手を合わせて祈ることのできる時間は、1分あったかないかです。

 

 

明治神宮の初詣は、恐ろしく混んでいます。

駐車場も境内にありますが、まず利用できないと思います。

 

ですが、このように参拝者が多く、テレビジョン付きトラックを観ながら初詣ができる神社は、明治神宮くらいだと思います。

この混雑ぶりが、逆に見どころでもあります。

 

参道を入ってから、出るまでの所要時間は1時間は見ておいたほうがいいです。

ですので、防寒対策はしっかりしてください。

 

時間に余裕があるならば、社務所で手続きをし、初穂料を払って正式に社殿でご祈祷してもらうのはおすすめです。

ごった返している私たちをよそに、こちらの参拝者たちは、優雅にすいている社殿をゆっくりと歩いていく様子が見えました。

 

私はメインである南参道から入ったので、参道自体がすでに混んでいましたが、あまり知られていない北参道や西参道から入ると、もっとスムーズだったと思います。

明治神宮の初詣で、混雑を避けたいならば、三が日は避け、平日に参拝したほうが無難です。

 

 

(※口コミ体験談)

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