東京都心のど真ん中に位置する、明治神宮。
普段から、参拝客が多く、外国からの観光客も多い、言わずと知れた、大きな有名神社です。
私は、5年ほど前、元旦に、国立競技場で行われたサッカー天皇杯を見終わった後、その足で明治神宮に向かいました。
夕方から夜にかけて行ったので、外はもう真っ暗です。
混んでいる山手線の原宿駅で下車し、出口から1分ほど歩いて、メインの参道である南参道へ。
目の前には大きな鳥居が迎えてくれます。
明治神宮は、東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅からも徒歩1分で、駅からのアクセスはとてもいいです。
普段から参拝者の多い明治神宮は、元旦の夜は恐ろしい混雑ぶりでした。
本殿にたどり着くまで、普通に歩けば10分のところ、30分くらいかかります。
年越しすぐの初詣に行ってきました〜。例年なら、おそばをいただいて、近所の神社に初詣なんだけど。わが家としては大変めずらしく、おおみそか、元旦、二日と大いに外を歩きました。写真は年を越してすぐの明治神宮。 pic.twitter.com/hgM34oG6k1
— なぞの☆ひつじ (@nazonohitsuji) 2014年1月2日
出店も両サイドにたくさん出ており、長い参道には数か所、パイプいすやテーブルが並べられた休憩所も設置されており、甘酒が振る舞われていました。
また、参拝者を飽きさせないよう、テレビジョン付きトラックが2か所ほど配置されており、お正月のバラエティー番組が流される工夫もされていました。
本殿に着いてからが、また大変な混雑です。
賽銭箱の前は、人、人、人…人の海です。
警備員や警察も、もちろんたくさん配置されており、私たちは警備員の拡声器の指示通りに並び、動きます。
まず、私たちは横1列に50名ほど、ずらりと並んでいきます。
賽銭箱まではまだまだ遠く、この列は50メートルほど続いていました。
明治神宮で初詣。 pic.twitter.com/WSxeehUkcl
— わかさん (@ByYrGfYhGYe6UdH) 2017年1月9日
一体いつになったら拝めるのかなぁ…?と、立ったままゆっくりと前に進みます。
ようやく、次に賽銭箱まで進む順番になったとき、警備員がゴールテープのように左右に分かれてロープを持って私たちをせき止め、押したり走ったりしないよう待たせました。
そして「はい、次の列の方どうぞー」という指示に合わせ、ロープは下げられ、賽銭箱に向かいました。
が、いつもの賽銭箱がない!
お賽銭を投げる方向にあったのは、プールのように敷かれた、ブルーシートでした。
私たちは、大きな池のように敷かれたブルーシートに向かって、賽銭を投げ入れました。
そして手を合わせて祈願した後、また、警備員に指示された道を通って帰りました。
実際にお賽銭を入れて、手を合わせて祈ることのできる時間は、1分あったかないかです。
明治神宮の初詣は、恐ろしく混んでいます。
駐車場も境内にありますが、まず利用できないと思います。
ですが、このように参拝者が多く、テレビジョン付きトラックを観ながら初詣ができる神社は、明治神宮くらいだと思います。
この混雑ぶりが、逆に見どころでもあります。
参道を入ってから、出るまでの所要時間は1時間は見ておいたほうがいいです。
ですので、防寒対策はしっかりしてください。
時間に余裕があるならば、社務所で手続きをし、初穂料を払って正式に社殿でご祈祷してもらうのはおすすめです。
ごった返している私たちをよそに、こちらの参拝者たちは、優雅にすいている社殿をゆっくりと歩いていく様子が見えました。
私はメインである南参道から入ったので、参道自体がすでに混んでいましたが、あまり知られていない北参道や西参道から入ると、もっとスムーズだったと思います。
明治神宮の初詣で、混雑を避けたいならば、三が日は避け、平日に参拝したほうが無難です。
今日やっと明治神宮に初詣。
もう空いてるだろうと思ったら…三が日程では無いですが、このにぎわい。 pic.twitter.com/RU27XHI99Q— 闇鍋奉行 (@hoyaminabe) 2017年1月12日
(※口コミ体験談)