龍泉洞は岩手県下閉伊郡岩泉町にあります。

私たちが訪れたのは、夏真っ盛りの8月でした。

 

この時は、私(45歳)、家内(39歳)、長男(小6)、次男(小1)の4人で夏休みの家族旅行として出掛けました。

東京から車で1週間の長旅。

いくつかの宿を転々として、ちょっとした冒険旅行でした。

その中で岩手県宮古市に2泊したのですが、その時に龍泉洞に行きました。

 

 

最初の目的は「三陸北リアス線に乗る」ことです。

宮古から久慈まで‥。久慈駅で海の幸をいただき、その帰りに龍泉洞に立ち寄りました。

 

しかし、この「帰り道に」が失敗で、15時過ぎに岩泉小本駅に着き、龍泉洞行きのバスに乗ろうと思ったのですが、既に龍泉洞行きのバスが終了。

泣く泣くタクシーで行くことになり、とんだ出費でした。

しかし、17時前に着いたからでしょうか、現地はとても空いていました。

夏休みの有名行楽地とは思えないくらいなので、伸び伸びと散策できたのは良かったです。

 

 

龍泉洞の営業時間は、年中無休ですが、5月~9月は8:30~18:00までとなります。

その他の月は17:00までしか空いていないため、行った時期が悪ければ間に合わないところでした。

 

なお、龍泉洞の駐車場は第1~第3までの町営駐車場があり、400~500台止められます。

しかし、現地まではかなり長い1本道(国道455線)があるので、「渋滞にハマったらひとたまりもないな‥」というのがタクシーに乗った印象です。

 

 

洞内にはチケットを買って入りますが、全く並ばず買うことができ、すんなり探検開始となりました(笑)。

入場料は、大人(高校生以上)が1,000円、小・中学生は500円です。

 

しかし、洞内に入って5分後に「おとうさんの準備不足」で、私自身が大後悔することとなりました。

寒い!

龍泉洞の中は寒いんです!

 

真夏の8月ですので、夕方と言っても外は普通に暑いです。

家内と子供たちは「念のため」上着を持って行きました(家内の考えで)。

 

しかし、私は家内の考えに素直に従わず、外がこんなに暑いのだからと思い「半袖シャツ」のまま洞内に入ってしまいました。

私一人、凍えるような思いをしたことは言うまでもありません。

 

でも、そんな寒さなど忘れてしまうくらい龍泉洞は美しく幻想的でした。

何より、地底湖は絶景です。

 

 

澄んだ水を見ていると、心まで洗われる気持ちになります。

洞内は適度にライトアップされているので、それが余計に演出してくれます。

 

ただし、洞内を家庭用ビデオカメラで撮影しても、龍泉洞の美しさを記録するのは難しいかも知れません。

あの美しさは当然ながらかけがえのない思い出になるのですが、洞内は暗いんですよね(汗)。

 

ライトアップは薄明りなので、撮影には光が足りません。

私もビデオ撮影しましたが、結局、真っ暗。

 

歩きながら10分程撮影したのですが「うわぁすご~い!」「きれ~なんだねぇ~」という子供の声だけが聞こえる変な映像になってしまいました。

龍泉洞は、「自分の目で見て、自分の心に記録しておく」のがベターのようです。

 

 

洞内は水滴がしたたっていますし、起伏が激しいですので、ゆっくり進まないと危険です。

加えて、私達も次男は小学1年でしたし、小さなお子様連れの場合は、体力的に子供が疲れてしまいます。

 

行かれる際は時間に余裕を持って、大自然を満喫することがおすすめです。

洞内はゆっくり散策して1時間弱、といったところです。

決して行きやすい場所ではありませんが、龍泉洞は一度は訪れて間違いのないところですので、ぜひ一度見学されることをおすすめします。

 

 

(※口コミ体験談)

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