10年前引っ越しとともにマイホームを購入しました。
都心のマンションでしたが、新築では値段が高く予算オーバーだったので、中古の築年数8年のマンションを選択。
さすがに使用感があったため、リフォーム会社を探しました。
今回、自分の弟が大手ハウスメーカーに務めていたこともあり、家探しから値段の交渉まですべて弟に任せていました。
そのため、リフォームも弟が探してくれた会社で間違いないと、自分たちでは全く探しもせず簡単にその1社と契約しました。
他のリフォーム会社も検討しておけばよかったと思ったのは、リフォームが終わって数か月たってからのことです。
リフォーム自体初めてだったし、どこも一緒だと思っていましたが、そうではないことが数か月経ってから分かりました。
打ち合わせのときは弟の紹介ということもあり、担当者は親切丁寧に壁の色や、ドアの取っ手の形、本棚の近くのドアのガラスのデザインなど細かく相談に乗ってくれました。
弟に任せて良かったとつくづく思いました。
工事が始まってからは約3週間ほどかかりましたが、家の中も見れないため、出来上がるまで楽しみに待っていました。
リフォームが終わったのは、引っ越しと直前です。
家に入ると、見た目はイメージ通りに仕上がっていて、とても満足。
きれいな台所にきれいなお風呂場、洗面台、玄関と、すべて最高に見えました。
実家からきた親も、雰囲気の良いアイボリーで統一した家の内装にとてもいい印象だったようです。
そして2日たち、やっと家で自炊して食洗器を使ってみようとした時に、トラブル発生。
食洗機に食器をいれてスタートボタンを押すも、全く反応がありません。
リフォーム業者に電話すると、奥の配線つなぎ忘れだったことが判明しました。
業者の待ち時間も無駄で、丸1日どこも行けずにいらいらするはめになりました。
予定していた親とのショッピングも断念です。
さらにその後、何件もの手抜き工事がみつかりました。
和室では、畳のへこみがひどく、歩くとミシミシ鳴る上に、明らかに床がへこんでいました。
そのため業者にまた電話して来てもらうと、新聞紙をつめただけの応急処置で終わりという始末。
また、ドアの取っ手が金具ごととれたり、パーテーションのカーテンの中の金具が折れて、直してもらおうと電話したけれど結局直してもらえず。
極めつけは、トイレの便座が1ヶ月で壊れてしまったことす。
こんなに何回もあると、電話することさえためらわれますが、手抜きが多すぎて電話しない訳にはいきません。
リフォーム代は全くねぎれなかったのに、本当に悔しくてなりませんでした。
弟の紹介とかで簡単に決めなければもっと検討できただろうし、もっと良心的な値段のリフォーム会社もあったのにと悔やまれます。
自治体などでは欠陥工事や住宅トラブルに対する相談窓口もありますが、相談をしてもすぐに問題が解決するわけではありません。
一度トラブルがあると、事態を立て直すのも大変です。
これからリフォームする方は、どうぞ何社かのリフォーム会社を検討してからの決断をお勧めします。
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最後に
リフォームを検討している方は、業者を比較検討されることをお勧めします。
会社によって費用・サービス・保証などに違いがあるため、より良い業者を見つけることができます。
無料見積サイトでは、匿名で相談ができたり、簡単に相見積りをもらうことができますよ。