京都市東山区にある八坂神社は、京都四条の正面に鎮座しています。

 

八坂神社は全国的にも数多くありますが、こちらは各神社の総本社です。

私もそんな有名な八坂神社へは、当然のようにお参りしています。

 

朱色に飾られた絢爛で華麗な祇園造りが美しい八坂神社は、全国的な初詣ランキングでもベスト10に入るほどの人気神社です。

毎年正月元日からの三ヶ日だけでも、100万人以上の人々が初詣で八坂神社をお参りします。

 

 

規模で言うと、京都府内で2番目に初詣の参拝者が多い神社です。

なお、1番は圧倒的に伏見稲荷大社となります。

 

八坂神社の人気の秘密は、縁結びや開運、厄除けは勿論、女性にとっても嬉しい美容や悪い縁を断つという様々なご利益があるとされるためです。

悪縁を切って、初詣でその年の一年を素晴らしいスタートの年にしたいものですね。

 

初詣の参拝時間は、前日の大晦日が明けて元日を迎えた瞬間から始まり、この後は終日開放されています。

ただ、時間帯によってはお守りや御札の授与所は開いていませんのでご注意下さいね。

 

 

混雑する時間帯は、参拝者の安全を図るために巡拝の整理が行われるときもあります。

参拝は本殿に向かった行われますが、実質は本殿の前の拝殿にて行われます。

 

八坂神社の境内はとても広いので、ピーク時間帯を外せば、比較的混雑をせずに参拝が可能です。

特に早朝参拝は、1月1日でも比較的狙い目空いています。

 

八坂神社の屋台は、もちろん、境内が広いので神社の境内と外部周辺にはズラリと屋台が出店しております。

 

 

屋台はおおむね、大晦日の12月31日から3日の間は大賑わいになります。

しかし、4日も過ぎるあたりから出店数は徐々に少なくなります。

 

屋台の目玉としては たこ焼き、鯛焼き、お好み焼き、じゃが揚げ、其れにかけそば、とん汁、焼き芋、牛すじ煮込み、など等盛りだくさんになります。

又、神社周辺のお店や甘味処や名物京料理なども開いており、参拝客をもてなしてくれますよ。

 

 

ところで、平家物語の冒頭の文言には、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし・・・」とあります。

この最初に出てくる「祇園精舎」そのものが八坂神社の事で、昔は「祇園社」とも呼ばれていました。

 

八坂神社の愛称は「祇園(ぎおん)さん」ともいって地元の人たちには親しまれています。

なお、毎年7月の暑い盛りに行われる「祇園祭り」はこの八坂神社の祭礼でもあり、八坂神社の門前町である地域を「祇園」とも称しているのです。

 

年始を関西で過ごされる予定でしたら、ぜひ八坂神社の初詣にお越しくださいね。

 

(※口コミ体験談)

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