今回は、私が潰瘍性大腸炎になったときの体験談を紹介します。
同じような診断をされた方の参考になりましたら幸いです。
目次
潰瘍性大腸炎ってどんな病気?
まずは、潰瘍性大腸炎をご存じない方のために病気の内容を説明します。
ご存知の方は、次の項目から読んでくださいね。
潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜に潰瘍やびらんなどの慢性的な炎症が起こる病気です。
クローン病とならび、炎症性腸疾患の代表的疾患として知られています。
20代から30代の若年者に好発する病気で、発症年齢のピークは男性が20〜24歳、女性が25〜29歳といわれています。
しかし、小児や50歳以上でもみられるなど、幅広い年齢層で発症する可能性があります。
同じ炎症性腸疾患のクローン病とは違い、潰瘍性大腸炎に性差はありません。
潰瘍性大腸炎は、炎症の広がりによって直腸炎型、左側大腸炎型、全大腸炎型などに分けられ、炎症の程度により症状も異なります。
潰瘍性大腸炎の一般的な症状には、下痢や血が混じった粘り気のある血便があります。
また症状は炎症の広がりにより変わります。
炎症が大腸の上部に広がると、便が柔らかくなり排便回数が増加する傾向があります。
また、残便感がありトイレに行く頻度も増えます。腹部にけいれん性または持続的な痛みが生じることもあります。
重症化すると十分な栄養吸収ができず体重が減少したり、炎症部分からの出血により貧血となったりすることもあります。
炎症が広範囲にわたっている症例や、長期にわたって罹患している症例では、大腸がんを発症するリスクが高くなります。
私が潰瘍性大腸炎と診断されたときの話
私が潰瘍性大腸炎と診断されたのは、2017年6月の事。
会社の健康診断の結果で、便から潜血が確認されたとのことでした。
精密検査が必要なため、大腸内視鏡検査を実施したところ、大腸に炎症が確認され『潰瘍性大腸炎』と診断されました。
自覚症状が全く無く、潰瘍性大腸炎と診断されたときには、正直、驚きました。
医師からストレスを避けるようにと言われましたが、会社勤めをしているからにはストレスはつきもの。
ということで2~3か月に1度の血液の定期健診で様子を見ることにしました。
自覚症状が無いため、特に仕事の調整はしませんでした。
というより、上司に業務の負荷低減をお願いしましたが、取り合ってもらえず・・・。
まぁ、そうですよね、
自覚症状もなく、元気ですから。特にストレスの改善の無いまま、1年が経過。
この間の血液検査では、特に異常なし。
『よくわからん病気だなぁ』
1年に1度は内視鏡検査が必要なため、2018年6月に2度目の大腸内視鏡検査を受けました。
4月に会社の定期検診を受けましたが、便潜血の異常は無し。下痢や軟便もないので「今回は大丈夫でしょ」と軽い気持ちで臨みました。
検査の結果は、
医師:「昨年よりも悪化してますね」
私:「・・・」
何も対策してないから当然か。という思いでした。
潰瘍性大腸炎と診断された方へ
ストレスは軽減してください。あとは、暴飲暴食は絶対ダメ。
私は2018年11月に大腸内視鏡検査を受けます。結果は後日、書きますね。それでは、また。
(口コミ体験談)