筋トレをする人は当たり前のように飲んでいるプロテイン。
最近ではユーチューバーでもプロテインを紹介する人は多いですよね。
しかし、プロテインは色々なメーカーから販売されていて、どれがいいのか初心者には分かりにくいのが難点。
せっかくなので、コストパフォーマンスに優れた品質の良いプロテインを飲みたいものです。
今回は、プロテイン選びをしている方が気にする「プロテインのタンパク質含有率」について解説します。
あなたの参考になりましたら幸いです。
目次
プロテインのタンパク質含有率とは?計算方法を紹介
プロテインのタンパク質含有率は、商品の成分表から計算することができます。
その計算方法は以下のとおり簡単です。
たとえば、以下の商品で計算してみましょう。
こちらのプロテインの成分値は以下のようになっており、ちなみに1食分は25gです。
そのため、このプロテインのタンパク質含有率は以下のようになります。
21.65g(タンパク質含有率)÷25g(1食分のプロテイン量)☓100=86.6%
※21.65gは、成分表が100gあたりの値のため、「たんぱく質 86.6g」☓25/100で計算。
タンパク質の含有率が高いことで何のメリットがあるの?
プロテインに含まれるタンパク質の含有率は、先の計算で調べることができます。
それでは、タンパク質含有率が高いことで、飲む側にとって何のメリットがあるのでしょうか。
タンパク質含有率が高いことで得られるメリットについて、Kentai社のHPから引用します。
パッケージの裏面にはどのくらいのたんぱく質が含まれているかが記載されています。
たんぱく含有率が高ければ、プロテインに含まれる糖や脂肪分などが少ないということなので、
効率的なたんぱく質補給が出来ますが、味や機能の面で選択の幅が狭くなります。70~80%の含有率のプロテインは主にビギナー向けで、飲みやすく、価格も比較的手ごろです。
含有率が80%以上になると、商品数も豊富となり、味、品質、価格など、選択の幅も広がります。
さらに90%を超えると、価格も高価になりますが、品質面では、トップレベルの選手でも満足
できる内容になります。
つまり、含有率が低いプロテインはビギナー向けで飲みやすいが、糖分や脂肪分が多くなるのがデメリット。
それに引き換え、タンパク質質有率が高いと糖分や脂肪分が少なくなるので、ウェイトコントロールに向いているのがメリット。
先ほどのKentai社は、86.6%ということなのでバランスのよいプロテインということがわかります。
タンパク質の含有率だけでプロテインを選ぶのはちょっと待った!
以上のように、タンパク質の含有率を調べることで、プロテイン選びの参考になります。
しかし、タンパク質含有率だけを基準にプロテインを購入するのはお勧めできません。
その理由は、タンパク質含有率が高くても、1食分あたりのコストパフォーマンスが悪いと経済的にしんどいから。
プロテインは、毎日飲むと月5,000円程度はかかるのが通常です。
ジム通いしている方ですと、ジム料金もかかるので、体を鍛えるための費用負担はけっこう大きいですね。
そのため、よっぽど糖分や脂肪分の摂取を気にしている方でなければ、
タンパク質1gあたりの金額も参考にプロテイン選びをすることをおすすめします。
タンパク質1gあたりのプロテインの金額は、以下の記事で紹介しています。
まとめ
以上、プロテインのタンパク質含有率について解説しました。
ネット上では、プロテインのタンパク質含有率ランキングが紹介されていますが、
「プロテインのタンパク質含有率が高い=自分に合ったプロテイン」と誤解されないようご注意ください。
この記事が、あなたの参考になりましたら幸いです。